2006年5月8日

イラク南部のバスラで英軍のヘリが撃墜されて、乗員4人が全員死亡し、一時は住民が英軍に投石するなど、騒然とした状態になりました。Blackhawk Downを思わせる状況です。バスラはこれまでイラク西部と違って、比較的静かな地域でしたが、イラク警察が逮捕した英軍兵士を、英軍が刑務所から武力で奪還した事件に端を発して、駐留軍と住民の間の緊張が高まっています。イランのテロリストがバスラに入って抵抗勢力を援助しているという情報もあり、英軍も今後は米軍と同じく苦しい戦いを強いられることになりそうです。


DVDでJarheadを観ました。第一次湾岸戦争を舞台にしているとはいえ、監督の狙いはイラク戦争批判です。ちょっとFull Metal Jacketや地獄の黙示録を思わせる構成でした。それにしても兵隊の言葉のひどいこと。